以前DaVinci Resolveにおけるカラーホイールの使い方について述べたのですが、今回はその続きです。
前回のおさらいを簡単にしておきますと、リフトが暗部、ガンマが中間、ゲインが明部、オフセットが全体に影響するとお伝えしました。
それだけですと、実際に色味を変えたらどの程度画像に影響するか感覚的に分からないので、今回は実際に色味を変えてみたいと思います。
オリジナル
先ず下がオリジナルの白黒のグラデ―ションチャートです。

この場合少々見難いのですが、右下にトーンカーブに似たカーブが表示されるので、このカラーホイールを調整するとどんな働きをしているかテクニカルに理解できます。
次がごくごく一般的な団らん写真です。

ご覧の通り全体的にセピア系の色味になっていますので、これをどのカラーホイールを調整すれば普通の色味になるか探ってみたいと思います。
リフト
それでは早速リフトの赤成分だけを極端に変えてみたいと思います。

するとご覧の通り、暗部のみが赤くなりました。
一般的な団らん写真の場合、暗い部分が赤くなっています。

という訳で、暗い部分の色味を変えたいのならば、リフトのカラーホイールを使えば良いという事です。
ガンマ
続いては中間のガンマです。

これはご覧の通りで、先ほどのリフトと比べると暗部を残したまま、中間部が赤くなっています。
とは言え暗部にもそれなりの影響を与えています。
団らん写真においても同様で、先ほどは暗部が強い赤になっていたのが緩やかになっています。

ゲイン
続いてゲインについては、下にあります様に明部にもかなり影響を与えています。

団らん写真においては、窓の明部が赤くなり、暗部の黒も残っています。

オフセット
オフセットにおいては、真黒が無くなってしまいコントラストが弱くなりました。

団らん写真においても軟調になりました。

結論
という訳で、極端な暗部あるいは明部の色味を変えるのでなければ、ガンマのカラーホイールを調整すのが一番無難な様です。


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