MiniDVテープをダビングする場合の注意事項

MiniDVテープの動画(HDV)をi.Link経由でダビング(PCに保存)していて、いくつか気付いた事があるので、メモしておきます。

1)テープの先頭部分の映像が劣化している

デジタルと言えども、さすがに今から20年ほど前のテープを再生すると、画像が二重になったり、ブロックノイズが発生したり、止まったり、最悪の場合画像が消えたりします。

HDV動画のブロックノイズ

そしてその頻度が一番高いのは、何故か再生開始直後の数分間です。

この理由ですが、テープの先頭部が外乱の影響を受ける可能性が最も高いからではないかと思ったのですが、巻き戻し途中のテープでも、録画し終わったテープでも、何故か先頭部分のみの画像が悪くなっています。

何故なのでしょう。

2)テープの先頭部分は分割して記録した方が良い

前記した様にテープの先頭部分で頻繁に映像がストップ(ドロップフレーム)する場合、そのままダビングを続けると、再生はできるものの画像編集ソフトに取り込めないという現象が発生した事があります。

このためこの様な場合は、一旦適当な所でダビングを止めて、途中からダビングを再開した方が良いかもしれません。

3)ブロックノイズ発生個所と無音部分は完全に同期しない

この映像がストップする個所は、殆どの場合音声も消えています。

ところがこの個所と音声が途切れる箇所は完全に同期していないため、動画編集ソフトにある無音部分を自動でカットする機能(無音検出機能)が使えないのが残念な所です。

4)ソニーよりパナソニックのテープの方が安定している

更に興味深い事に、この傾向はソニーのビデオテープで良く見られ、パナソニックのテープでは目立たないという傾向が見られます。

5)テープとダビングした動画はしっかり紐づけする

ダビングするテープが数本だと問題ないのですが、これが数十本となるとどのテープがどのダビングした動画か即座に分からなくなってしまいます。

さらにダビングした動画のコーデックを変更したりすると、テープとダビングしたオリジナルの動画と編集した動画の3種類が存在する事になりますので、後で修正が発生する場合に備えてしっかり管理しておく事をお勧めします。

6)HDVには日付が埋め込まれている

途中で気付いたのですが、HDV動画には日付が埋め込まれています。

ただし残念ながらi.Link経由でダビングした動画には日付は埋め込まれないので、動画のタイトルに書き込んでおく事をお勧めします。

7)ダウンロードした動画は、PCに保存する

通常ダウンロードした動画は、DVDかBlu-ray Discに保存するのが一般的なのかもしれませんが、ここはPCに直接ダウンロードする事を強くお勧めします。

その理由は、DVDにしろBlu-ray Discにしろ、形があるので保管するスペースが必要になります。

また別の動画を見るにもディスクを交換するのも面倒です。

その点PCに保管しておけば、保管スペースも必要なく、動画の選択も簡単で、更にはファイル転送サービスを使えば、動画を知人に送るのも簡単にできます。

ダウンロードした動画はPCに保存すべきです。

8)MP4のH.265に変換する。

ダウンロードした動画のフォーマットはM2Tで、コーデックはMPEG2になります。

このため下にあります様に容量は60分のテープ1本で12GBになります。

これを今どき一般的なMT4のフォーマットにして、更に画質を維持したまま容量を減らせるH.265のコーデックに変換すれば下にあります様に1GBにまで減らす事ができます。

 

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